春日井市総合防災訓練

2018年8月26日

毎年、「防災の日」にちなんで行われる「春日井市総合防災訓練」。今年は牛山公園で開催されました。地元牛山区の皆様をはじめ近隣の町内の方々も、朝早くから歩いて避難してきます。警察・自衛隊・市職員はじめ各種団体の皆様総出で訓練が行われます。ボランティア・大学生・高校生・小中学生・幼稚園・保育所まで多くの皆様が参加されました。

 

日本の国土面積は世界のたった0.28%しかありませんが、全世界で起こったマグニチュード6以上の地震の20.5%が日本で起こっているそうです。日本は世界でも災害の割合が非常に高い国です。だからこそ、普段の心構えや災害に対する緊張感が必要となります。

 

当日は「シェイクアウト」の訓練もありました。「しせいをひくく」「あたまをまもり」「じっとする」という3つの動きを身につけ、地震の揺れから自分の命を守るための行動です。元はアメリカの地震研究チームが防災訓練のために考えた造語だそうです。合図と共に私も机の下に隠れました。いざという時に出来るかどうか常に冷静な対応を心掛けなければいけません。

 

訓練は手際よく進められましたが、特に感心したのは、避難物資がトラックで運ばれて来た時に、地元の高校生や中学生の生徒さんが、ボランティアの方々と共にリヤカーで運ぶ活動をされていたことです。高齢社会の日本では、若い人たちの力が必要になります。こうした活動に普段から参加して、地域の方々と共に行動できる姿をみせてくれたことは、本当に頼もしく感じました。